壱岐の島
https://www.amazon.co.jp/dp/B005RA4N92/
「究極の食中酒」をコンセプトにつくりあげた、壱岐の蔵酒造入魂の逸品。ほのかな米の甘みと香ばしい麦の香りが絶妙な調和を奏で、壱岐焼酎の真骨頂を楽しめます。すっきりバランスのよい味わいで、どんな料理にもよく合います。
(HP: http://ikinokura.co.jp より)
先日紹介した壱岐ゴールドの隣で売ってたので買ってみました。酒蔵は違うところみたいですので楽しみです。それではいきましょう。
総評:43☆☆/100点
壱岐らしく「透き通った」「無色透明の」お酒でした。焼酎っぽさを減らしているせいか、少しアルコールっぽさが目立ってしまっている点が残念ですね。
舌触り:7/20点
「究極の食中酒」を目指したと謳っているだけあり抵抗のない舌触り。ただ特徴がなく、無個性であるため低めの点数です。
香り:8/20点
捉え方次第で点数はブレると思います。
ほぼ香りはしませんがほのかに芋焼酎のような独特な焼酎くささがふわりと広がります。好き
風味:5/20点
以前扱った壱岐スーパーゴールド22よろしくあまり風味を感じません。ただこのお酒の方が安めの酒にありがちな「アルコール味」をやや感じます。その悪味が「無味無臭」の良さを半減させている。
のどごし:13/20点
するりと通っています。オペラ歌手みたいな。酔いつぶれて目が覚めて、水を欲しグラスに手を伸ばす。だがそこには昨晩の酒が…!といった危機的状況ですら「あ、酒だった」程度で済んでしまうかもしれません。
後味:10/20点
「俺は若い時は一升瓶5本は空けてたよ!」なんて豪語する間違ったイキリ方をするおっさんは「こんなん酒じゃねえ!」と怒り出すかもしれません。さわやか、すっきり。強いてたとえるならばミントタブレットの弱いやつを食べた時くらいに爽快感を与えてくれます。そんなお酒ある?
個性(特):☆☆
どうしてもわたくしのイチオシ、壱岐スーパーゴールド22と比較してしまうため、とても旨いなと思っても点数はあげられませんでした笑
価格に対して十分以上のうまさですのでしっかりとおススメしたいと思います。よって星ふたつ!
いやぁー、この春転職させていただきまして、新しい仕事に四苦八苦しているうちにブログが書けないままあっという間に時間が経ちました。大変申し訳ございません。ちょっと熱を出したこともあり最近は缶ビールや缶チューハイばかりでしたが、これからはペースが落ちるながらも更新していきたいと思います。皆さまどうか宜しくお願い申し上げます。
くれい
梅酒にしませんか。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0029Z4KR8
さっぱりやさしい飲みごこちの梅酒です
(hp: https://mobile.suntory.co.jp/umeshu/shimasenka/ より)
安く梅酒が飲みたくなったので買いました。泥酔した時はお口直しにいいと思います。では見ていきましょう
総評:11/100点
さっぱり「やさしい飲みごこちの味」だかわかりません。という意味でホームページの文言は合ってますね!
舌触り:6/20点
安い梅酒にありがちな「トロリとさせすぎ」がないので高得点です
香り:0/20点
かろうじて梅酒と判断がつきます。あとは糖の甘さをかんじるだけ。
風味:2/20点
甘ぁーい!とスピードワゴンの井戸田が叫び、濃いぃー!と千鳥のノブが言いそうな味。さほど美味しくはない
のどごし:3/20点
ストレートでやると喉が焼けるかと思う。兎にも角にも甘い。ドロっとしてはいるがスッキリもしている。
後味:0/20点
濃い。甘い。以上。頭がイカれそうです。
個性(特):無し
甘いと言い過ぎました。でもそれしか言いようがありません。
あえて「毒」のカテゴリをつける必要があるか迷いましたが、この酒につけないと殆どの梅酒には「毒」がつかないことになりますのでつけてあります。
これをひとつの目安として毒のボーダーを明確に決めていきたいです。
くれい
ビストロ ペットボトル 白
https://www.amazon.co.jp/dp/B018FISNCU
普段の食事に合わせて気軽に楽しめる、『食卓を楽しく彩る』デイリーワインです。
(hp: http://www.kirin.co.jp/products/list/item/wine/bistroshiropet.html より)
本日は料理酒が必要になり普段飲まない白ワインを購入。料理の残りは全部飲みまーす。
総評: 21/100点
美味しいワインを模したワイン?でした。こだわらない人なら値段も考慮し、じゅうぶんないっぴんでしょう!
舌触り:3/20点
ぬるりとした感覚の後、ぴりっと辛味を感じます。かろうじて。
香り:0/20点
香りはほとんどありません(ありえるのか!?)が、白ワイン特有のえぐみだけ感じます。
風味:7/20点
『さわやかな酸味と芳醇な香り』の、すっごいチープな味がします。値段に妥当な味っ!!
のどごし:6/20点
するーっと通りの良い白ワインです。その上喉にも存在感を残してくれ、まるで上等な白ワイン!ですがアルコール味を感じるので6点
後味:5/20点
しっかりと残ってくれます。残り具合はとても良いですが、美味しいとは言えないので5点
個性(特):得点無し
食中酒としてどんな食事とも適します。
点数にするから低くなりましたが350円程度でここまでしっかり美味いのですから私は満足です。ちなみに豚ロースをフランベするのに使いましたが、ほどよくナイスでしたよ。
くれい
Freixenet(フレシネ) セミセッコ ロゼ
深みのある美しいロゼカラーの黒ぶどう品種だけでつくられたロゼスパークリング。イチゴを思わせる風味、フレッシュさも感じられるエレガントな味わいです。
(hp: http://www.freixenet.co.jp より)
先日に続き、またまた頂き物。
もちろん気を遣って「ありがとう!美味しい!」と言っておきました。
それではみていきます。
総評:34/100点
スパークリングワインもピンキリ。皆さま当然わかってらっしゃるでしょうがこちらはその中でもとても飲みやすい部類に入るかと思います。「クセ」みたいなものがありません。かわりにジュースっぽいです。
舌触り:8/20点
意外に強めの苦味を感じるが、不快と思う人は少ないだろう。程よい炭酸とあわせてのみやすくはある。
香り:4/20点
スパークリング『ワイン』なんだよね…!?それにしても香り、チープすぎなーい?おったまげーーー!!…と、口紅の濃い芸人さんがネタにできるレベル。私(おっさん)の認識では炭酸によって香りをより一層楽しむものがスパークリングワインだと思っていたが…古いのか??
風味:4/20点
ただ、飲みやすい。表現に値しないほど薄く、キレもない。飲みやすくはある。
のどごし:7/20点
ここまで酷評が続いたがここから一転。喉越しは非常に爽やかで、酒としての喉越しを心地よく感じられる。
後味:8/20点
薄いといえばそれまでだが、さっぱりとした後味は本来のスパークリングワインの立ち位置を超えて「もう一杯!」が欲しくなってしまう中毒性がある。
個性(特):3点
ワイン味の少ないアワ。現在アワはこの酒が望むように、万人ウケする事が望まれていることを鑑みて3点あげます。
ただの余談ですが執筆中に初めて知りました、水曜日のカンパネラがCMやってるそうですね。コムアイさん、好きです。
くれい
花泡香(ハナアワカ)
https://www.amazon.co.jp/dp/B06WPB7R8C
女子の思いをカタチに
(hp: https://www.ozeki.co.jp/product/nihonshu/hanaawaka.html より)
差し入れで頂きました。流行りに後追いでやってきたスパークリング日本酒ですね。では、見ていきます。
総評:34/100点
「アルコールを軽く」、「甘く」すれば「女子ウケ」しちゃうんじゃね?と勘違いしてしまったお酒。もちろんお酒なので好きだけど、存在は嫌い。
舌触り:5/20点
少しもったりとした感じ。ぴりりとした生姜のような辛味と炭酸が遅れてやってきます。もったりとしてます。本当に。
香り:10/20点
非常に甘い。ひっじょーに甘いぃー!(シェー!) 綿あめに似た香りですね。好き嫌いわかれます。
風味:3/20点
悪い意味で水。酒として機能していない。『アルコール度数の低いマッコリ』が私の中で一番近い表現である。
のどごし:7/20点
炭酸飲料にしてはとろみが強く、潤い感がある。総じて、どぶろくやマッコリに近い酒である。少し好き。
後味:10/20点
これは迷いました。迷ったので10点です。お菓子を食べたあとぐらい甘いです。酒好きにウケることは殆どないでしょう。僕は嫌いです。ですがこの酒を買う年代層やターゲットを考えると捨てがたくなりました。甘い。
個性(特):-4点
同ジャンルのお酒に最大の敵として『澪』、古参として『すず音 スパークリング』などがシェアを獲得する中、あの大関ブランドが何を血迷ったか企画が通ってしまったお酒。澪が日本酒感を残し良き日本文化を発展させ、「女子ウケ」したのに…したのに!更に甘ったるいものを出してしまった。
甘酒飲んでりゃええがな!以上
買ってきてくれた方(女性)の手前、記事にするのも遅れましたし、「おいしぃーねへへー」とか言ってた自分を殴りたいです。同じ状況に追い込まれないよう、皆さま気をつけてくださいね!
ジェイコブス クリーク シラーズ カベルネ
https://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/B001TOEM7I/ref=mp_s_a_1_25?__mk_ja_JP
スパイシーかつまろやかで、新鮮なチェリーとシダーオークの香り(hp:http://www.jacobscreek.com/jp/our-wines/classic/classic-shiraz-cabernet より)
恒例の安ワインシリーズ
オーストラリア産
ブドウはシラーズとカベルネのかけあわせ。それでは見ていきます
総評:48/100点
まずかおり、含み、飲み込み、愉しむ。そのようなステップを(是非皆様に身につけていただきたいのだが)踏むと、幾度となく驚かされるトリッキーな安ワインである。
私個人的には食中酒として飲むのであればお出迎え〜スープの段階で肩慣らしとして飲むのがオススメ。トリッキーな味わいは食事のスパイスとして幸せを運んでくれるだろう。
香り:8/20点
凡庸ながら濃いベリーが香る。
ミディアムボディと記載があるものの香りはパンチがあり期待が持てる
舌触り:12/20点
香りと相反してとても口当たりが軽く、絹のように喉まで通ります。
今回はシラーズ・カベルネということで甘めの採点
風味:4/20点
口の中でぴりびりとスパイシーに刺激をくれ、のちにタンニンの強さがやってくる。味は薄め。バルでオススメで出てきたらとりあえず「ん。ありがとうございます」と微笑んでおくような味
のどごし:9/20点
舌触りよろしくするりと抜けていきます。『赤ワイン辛み・えぐみ大好き党』の党員達は腑抜けている!と怒り出すかもしれないが、これはこれで需要はあるのだ
後味:10/20点
爽やかな果実味が食欲をそそる、スッキリとした後味。香りと後味で存在感を主張するなんて、なんとも驚きを隠し得ない飛び道具である。
こればかりは非常に迷ったすえ、判断しきれず10とした。
個性(特):5点
頭と尻がでかく胴がしぼんだ「言ってしまえばよくわからんワイン」である。
私はそういう女性が割と好きだから5点あげました。
本日は甘いものが食べたかったので赤ワインにしました。いずれ【安ワインのススメ】や、【ワインチェリー・バージンに捧ぐワイン講座】、【ワイン嫌いを治す逸品】なども執筆したいものである。
安ワインだけに点数はふるわなかったが、安ワイン好きにはオススメしたい「トリッキーなワイン」であったことは最後に強調させていただきたい。
くれい
壱岐スーパーゴールド22
むぎ焼酎壱岐をホワイト・オーク樽に貯蔵し、熟成させた本格焼酎。芳醇で華やかな香りと琥珀色は樫樽貯蔵によるものです。(HP:https://www.mugishochu-iki.com/selection/iki-supergold/supergold22.html より)
総評:89点
私の人生で一番オススメしたいお酒です。水割りにすればどちらが水かわからないほどに飲みやすく、最高の酔いを与えてくれます。
舌触り:17/20点
では、さあ!飲みましょう!なんて気概を持っていると「??」なんてなってしまうほどに酒を感じません。「ちょっとママ、入れ忘れてなーい?」
香り:7/20点
嫌と感じるわけはない。これは樽に浸かった酒ではない。酒に浸かった木だ
風味:8/20点
これがサケ、食中酒なんだと思わせてくれる。なんの邪魔もせず、主張もしない。ただ次の一品、次の一杯へと誘う純然たる魔性。飲む人全てに麦焼酎の概念を変えてくれます。
のどごし:20/20点
声を大にして叫びたい。ポカリスエットよりも喉に馴染む酒がこの世にあるだろうか。のどごし一点に関してのみ申すのであれば、「来賓の挨拶」の際に私はこの酒をペットボトルに詰めて演壇に置いておきたい
後味:17/20点
なんと爽やかな、そして程よい満足感をあたえてくれるお酒はなのだろうか。手応えは一杯飲み干して余韻に浸りながら感じて頂きたいのがこのお酒
個性(特):20点
私の稚拙な表現より先ずは飲め!そう言いたい気持ちを抑えつつ、あえて表現するならば
和食、中華、イタリアンフレンチアメリカンなジャンクフードまで、あのビールですら補えない食中の万能性を持つ最強のお酒です。決して高くなく手にしやすいお酒だと思います。是非みなさま一度ご賞味頂きたい。
*2018/3現在、取扱店舗が少ないので近くの酒屋になければ潔く通販で購入することをオススメ致します。
くれい
竹鶴ピュアモルト
竹鶴政孝から受け継がれたブランドの技と志、個性豊かにして上質なモルト原酒。そこから生み出された「竹鶴ピュアモルト」は、「香り高く、飲みやすく、豊かな味わいのモルトウィスキー」です。(HP:https://www.nikka.com/products/malt/taketsuru/ より)
総評:59☆点
上質な香り、モルトウイスキーならではの甘み、過不足ないアルコール感、どれを取っても満足な逸品です。
舌触り:12/20点
とろけるようなコクを感じます。ウィスキーかな?ウィスキーだろうな?…ほーうらウィスキー!!
香り:16/20点
存分に噛み締めよ!これが、これが竹鶴である!!解っていても口にした瞬間に広がるこの香りに、何度も弄ばれてしまいます。
風味:12/20点
じゅじゅっとアルコールを感じ、キリリと辛味がきたたかと思いきや口いっぱい?いいえ、顎全体に広がる甘み。ストレートで飲んでも飲みやすさは折り紙つき
のどごし:9/20点
ウィスキーならではと云えばまるでそうで、キッチリとウィスキーの仕事をしている。ゴクリと飲み込み「う〜む」と声が必ず漏れますよう。
後味:10/20
ふわりと余韻を与えてくれる、緩やかな酒ごこち。「この酒はこの俺を気持ちよく酔わせてくれるだろう」という期待を抱いてしまいます。
個性(特):☆
飲みやすさ、キレ、毒のなさを通じてオールレンジにどんな場面でも楽しめるお酒。誰とどんな場面でも過不足なく威力を発揮してくれるでしょう。贈り物として推薦しうる逸品です。
今回プレゼントとして頂いた竹鶴ピュアモルト。自ら買うほどにオキニだったわけではないので数年ぶりに口にするとやはり美味い。一人で晩酌のお供とさせて頂いたのも相まってか、今日の疲れ、緊張もとろみ、思わず「ウィスキーに入れ込んでいたあの頃の青かった私」と再開してしまった。
角をはじめとしたハイボールがブームになり、安価なウィスキーが求められはじめている近年、お酒初心者にウィスキーの旨みを知ってもらうにふさわしい酒なのだと感じた。
くれい